実践!SNS映えする猫の撮影方法「5つのポイント」スマホとデジカメ
SNS映えする猫の写真を撮ってみたいけど背景に生活感がでてしまう。そんなお悩みのある方向けにSNS映えする写真の撮り方の5つのポイントをまとめました。愛猫とのかけがえのない時間を可愛く写真で記録しましょう。
出張撮影経験あり。一眼レフ、カメラ歴は7年。被写体は主に風景、花など、人物(ポートレート2歳から90歳まで幅広く撮影)マクロ(綿毛や雫)、ねこ、モデルは自宅の猫。スマホ8:一眼レフ2の使用割合で撮っています。
YouTubeに猫の撮り方のhow-toを動画にしてアップしました。
SNSで有名な可愛いい猫ちゃんが沢山いると思うのですが、親バカと言われても皆さんもやっぱり「うちの子」が一番かわいいですよね!
日常でふとした瞬間の愛らしい表情や、やらかしている滑稽な姿など、家族だけでシェアしているのはもったいない!
世界中のねこファンに向けて「うちのねこ」を可愛く撮ってインスタグラムなどのSNSにシェアしてみませんか。
カメラアングルを変えるだけできっと見える世界が変わってきますよ!
ここでは今日から実践してみたくなるポイントを紹介していきます。
目次
猫ちゃんを可愛く撮りたいのに…こんなことでお悩みではないですか
- 思ったように写真が上手く撮れない
- 生活感が出てしまう
- 動きが早くてピンボケする
- 目線が拾えない
何ともフォトジェニックな生き物、気分屋さんな猫を撮るのはスピードが大事。
シャッターチャンスを逃さずとりあえず撮って、後からトリミングや明るさなどの編集をすればあら不思議。
インスタ映えする切り取り方も【編集編】で解説します。
連射モードで可愛い瞬間を切り取ってしまってもOK!
写真を撮るには光が重要です。
家の中で撮る場合にはカーテン越しの光を家のサイドから浴びれる時間帯がベストでしょう。
もちろんシャッターチャンスはいつ来るかわからない!
紙や布製で猫ちゃんの眼に優しい素材のレフ板を用意してもいいですね。
日中、自然光が豊富に採れるようでしたら部屋の照明は消してください。
雨や曇り空なら思い切ってカーテンやブラインドを閉めてお部屋の照明で撮影してもOK。
部屋の照明と自然光が混ざるのはMIX光といいます。
色温度の違う2つ以上の光が当たることで色温度が描写の弊害になると言われています。
少し専門的になってしまうのでここではライティングの知識として覚えておいてくださいね。
スマホカメラでもデジカメでも部屋が暗いとシャッタースピードが遅くなり、動きの速い猫を撮ろうとするとどうしてもぶれてしまいます。
逆の発想ですが、夜の真ん丸瞳が撮りたい時は暗い場所でカメラを動かさないように撮ります。
ポイントは下記のとおり
- 部屋の照明は消しましょう(日中は自然光のみ)
- 午前中ならくつろぐ猫の日常を
- 午後ならまどろんでいる寝姿など
- 光が強すぎると縦目になってしまうので注意
- 逆光なら毛並みがきれいに撮れる
- レースのカーテン越しに光を入れる
- 光が強すぎると白飛びしてしまうので注意
- 夜に撮影する場合はカメラを持つ脇を閉める
- カメラを床や机などに押し当てて撮影する(固定)
シャッターチャンス!と思ってカメラを向けたのはいいけれど生活感あふれる日常まで背景に入ってしまった。
家族との思い出ならクスっと懐かしくなる場面かもしれません。でもSNSに投稿するならちょっとまってくださいね!
自己満足だけでなく、写真を観てくれる人の気持ちになってみましょう。
撮影した後にぎりぎりのスクエアでトリミングできるならOK。
でも「今日は休みだし窓から入る光がいい感じ♡」なんて日は絶好の撮影日より。
猫ちゃんのお気に入りの場所や見える場所だけでもいいのでささっとお片付けてスタンバイしましょう。
Instagramだと、#ねことインテリア なんていうお洒落なハッシュタグもあるぐらい
猫ちゃんがインテリアの一部になった感覚で撮影するのも面白いですよ。
カメラをぐっと近づけて接写するのも余計な背景が入らなくて良いと思いますが、構図がワンパターンになりがちかも。
ポイントは下記のとおり
- 生活感を出さないように部屋を片付ける
- みえる場所だけでもOK
- あとでトリミングするのもテクニックです
- 写真を見てくれる人の気持ちになる
猫好きさんならあるあるの「萌えポイント」
私は猫の後頭部と下から見た時のへの字のお口とお鼻が好きなんですが皆さんはいかがですか?
日常の可愛いなあって思うポイントや表情、無防備なヘソ天のお腹、薄目でゴロゴロ言いながら甘えてくる仕草
どんどん写真に収めましょう。猫のパーツだけでもいいのですが、全身を引きで撮ってどんなシミュレーションなのか表現したり、思いっきり引きでインテリアの中に溶け込んだ猫をミニマムに撮ってもお洒落ですね!
猫の目線の方向に余白を設けるのもポイントですよ!見る側に物語を連想してもらいましょう。
ポイントは下記のとおり
- あなたが可愛いと思う猫のパーツはどこ?
- どんな表情を見ると幸せを感じますか?
- 猫目線で低い場所から撮影する
YouTube動画やInstagramで写真をチェックすると、猫ちゃんの瞳の中に思いっきりリングライトなどの照明器具をあてて撮影している人が居ますが正直、猫が「かわいそうだな」と思いながら見ています。
夜行性の動物である猫は弱い光を沢山取り込める仕組みの眼をもっており、フラッシュなどの強い光を当てると失明する危険があるといわれています。
特に、スマホでもカメラでも「オート設定」を解除しないと暗い場所で意図せずフラッシュが自動的についてしまいますので注意してください。
猫にとって安全第一で撮影にあたりましょう。
この写真は猫の目線を猫じゃらしでもらっています。
カサカサ音も猫が好きなので飴の袋や猫のおやつの袋を持ちながら気を引いて撮影します。
スマホを持ちながら指を動かして名前を呼んで撮影することもあります。
一緒に遊びながら寝転がって下から撮るのもリラックスした可愛い表情が撮れそうです。
「眠いな」「甘えたいな」のまったりした時間も言う事を聞いてくれやすいかもしれませんね!