親の終活から始めよう!終活を女性目線で考えるエンディングノート!
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親の終活から始めよう!終活を女性目線で考えるエンディングノート?
目次
【1】親の終活を始めましょう!アラフォーからの終活?
女性目線での終活をテーマに考えています。
でも正直言って40代から50代の女性ですと「まだ何も考えていないです」という方がほとんどだと思います。
それよりも、自分の事より先に親のエンディングの方が心配ではありませんか?
わかっていても実際に今は元気に過ごしている親とそんな会話はしにくいのが現状かと思います。
住んでいる距離、兄弟の数、家族構成によってもシチュエーションはそれぞれですが、もしもの事があった時に慌てないようにしたいですね。
もしも身近な人が亡くなってしまった時にどんな手続きをしたらよいのか、事前に知っておくことで生前から少しずつヒアリングして備えられれば安心です。
注:他人の親への丁寧語は「親御さん」ですが、ここでは読み手が自身の事としてとらえやすいように「親」という人称代名詞に代えさせていただきます。
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【2】親の終活にもエンディングノート!少しずつヒアリングしていこう!
そこでお勧めしたいのがエンディングノートの活用です。
エンディングノートとは自分の終末期における想いや希望などを記録するためのノートで終活ノートとも言われています。
ご本人が事前にノートを用意してくれていれば一番ベストですね!
とはいっても「こちらから親にお願いして書いてもらうのは忍びない」
と思うのであれば、大切な人の備忘録として断片的にノートに書き留めておくといいと思いますよ。
例えば実家に行く予定があるときに何気ない会話の中に
「もし自分に何かあった時に一番に連絡してほしい人っている?」
「最近は式場でお葬式をする人が多いけど、どこか葬儀社に積み立てとかしてるの?」
など自然に織り込んでいくことがポイントです。
「どうしてそんなこと聴くの?」と親に疑問を持たれたら「わたしも自分の将来の事を考える歳になったから」と、自分の終活も考えていることを伝えて話を深追いしないようにします。
- 逢う度に少しずつヒアリングする。・・・ノートに書き留める
- お墓参りや法要など親族の話をしやすい時をねらう・・・ テーマが自然
- 移動の時やドライブしながら話す・・・ 面と向かうよりも会話がしやすい
- アルバムを見せてもらう ・・・親の生きた歴史に敬意を払いながら話す
- 一緒にエンディングノートを用意する・・・親子で終活の意識を共有する
ここで重要な事は、くれぐれも親の気分を害さないように、少しずつ聞き出していってください。
親の生きてきた人生を一緒に振り返ると自分のルーツも知れて、感謝する気持ちが芽生えてきます。
いざ大切な人が亡くなってからお互いの「伝えたかったこと」が足りずに後悔しないように記録を続けていきましょう。
【3】親の終活?聴いておきたい入院、認知症、介護、葬儀まで!
さていざヒアリングすると言っても何からきいていったら良いのでしょう。
生前と死後のシチュエーション別に必要項目をピックアップしてみました。
入院が決まった時に、本人の意識がはっきりしているなら事前に色々確認できると思いますが万が一意識が戻らない場合には意思の疎通が出来なくなる場合も考えられます。
同居人の有無でも状況は変わりますよね。
日頃の会話から持病や飲んでいる薬、通院している病院、金銭的な備えや保険に加入しているかなどをヒアリングしておきましょう。
ここで聴いておきたいポイントは、例えば癌などの重い病気の時に余命宣告が出てしまった時に何をしてほしいのか、治療は自分で選びたいのか、誰に看護してほしいかなどリストアップするといいですね。
「あれ?近ごろ何だかおかしいかも」親に認知症の気配を感じて不安になったら、まずリアルな所では兄弟に相談するか同居している家族に確認すると思います。
加齢による物忘れは誰にでもありますが、認知症は知的な面で日常生活に支障をきたす病気です。
本人の意識が日替わりではっきりしているなら事前に色々確認できると思いますが日に日に意思の疎通が出来なくなる場合も考えられます。
その場合は本人の程度を時期早々と過信せずなるべく早めに受診してくださいね。
本人が受診を拒否する場合はなるべく傷つけないように「ただの物忘れなら安心するから検査してみようね」など心のケアをしながら病院にエスコートしてあげてください。
仮に認知症と診断されても投薬で治療することもできますし、地域包括支援センターなど、公的支援なども視野に入れて相談すると指導員から色々とアドバイスをもらえる仕組みになっています。
この場合のヒアリングは本人が調子のよい日にアルバムや思い出の物を通して話してみるといいかもしれません。
(これは回想法という手法で後に記事にしていきたいと思います。)
回想法の効果
老年期に人生を振り返り、自己の人生を再評価することで、自尊心を向上させる。 高齢期特有の抑うつ状態の緩和/ <ADL記憶> 10歳~15歳の記憶にADLに関する記憶が含まれているので、10歳~15歳の記憶を失うと、ADLが維持できなくなる。ADLを維持するためにも10歳~15歳の記憶(ADL記憶)を維持することが回想法の目的でもある。(出典:回想療法の理論と実際)日本心理学会2013年発表論文
出典:Wikipedia
同居している親族が居るならぜひ周りの親族から力を借りながら情報収集をしていってください。
病気や高齢によって身体が不自由になり、介護が必要になった場合。
ここでも本人の意識がはっきりしているなら事前に色々確認できると思いますが、脳の病気や認知症だと意思の疎通が出来なくなる場合も考えられます。
もしもの時に介護を頼みたい人や、施設に入る場合には自宅で飼っているペットが居るケースや財産の管理など、様々な事を誰かに託さなければなりません。
また、施設の中で高齢が進めば家族が終末医療の決断をしなくてはならない日もいつか訪れます。
人生の残りの日々をどう穏やかに過ごすのか、本人の意思を尊重しながら家族で話し合っておきたいですね。
葬儀についての考え方を聴いておきましょう!
残念ながら突然の死だった場合には本人のご意思が残らず葬儀の希望が叶わない場合があるかもしれません。
生前に親の終活を始めるのであれば故人の葬儀への希望を叶えるとともに相続や年金等の手続きもスムーズに行えるかもしれませんね。
大切なのは「自分の葬儀についての考え」を何気ない会話の中でヒアリングしておくことです。
葬儀のスタイルも近年は多種多様です。生前から葬儀屋に積み立てをしているケースも有ります。
そこで聴いておきたいのは宗教や宗派、遺影の希望、費用の準備や希望、そして一番大切な連絡先などです。
ちなみに私の場合は若いころに音楽をやっていたので葬儀の進行の中でかけて欲しいCDを今から用意しています。
動画を撮ってビデオレターでメッセージを残すなど、生前にお世話になった方たちへ感謝を込めたプロデュースをしたい人も増えています。
臨終で悲しんでいる時間も束の間で葬儀の手配や連絡、手続きなどしなければいけない事が沢山待ち受けています。
慌ただしい時間に追われる中で「事前の準備さえしっかりできていたら」と思わないように内容のつまったエンディングノートを用意しましょう。
まとめ
もしも身近な人が亡くなってしまった時にどんな手続きをしたらよいのか、事前に知っておくことで生前から少しずつヒアリングして備えられれば安心です。
終活を女性目線で考えたエンディングノート?親の終活から始めよう!
【1】アラフォーからの終活?親の終活を始めましょう!
【2】親の終活にもエンディングノート
【3】入院、認知症、介護、葬儀まで
親が入院した時
親が認知症になった時
介護状態になった時
葬儀についての考え方
今後もシリーズでエンディングノートについて改めて記事にしていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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